今の時代ドアノブの種類は多く存在します。
そのため、ドアノブが壊れてしまった場合どうすればいいか分からなくて焦ってしまいがちですよね。
しかも、いざ交換しようとしても難しい説明が多く余計分からなくなります。
ドアノブの外し方や名称、交換手順について紹介していきましょう。
困った時のドアノブの外し方!古いドアノブの取り外しガイド
ドアノブにはいくつか種類があります。
種類別で紹介していきましょう。
ドアノブを外す際はこちらの工具が必要です。
・マイナス、プラスドライバー
・千枚通し
・プライヤー
千枚通しがない場合は爪楊枝などの先が細いものであれば代用できます。
◎円筒錠の場合
1、 ノブの取り外し
ますはドアノブの握る部分を外していきます。
基本的にはドアノブの付け根に小さな穴が開いています。
穴の部分に千枚通しなどを押し込んでノブを引き離しましょう。
2、 丸座を取り外す
ドアノブとドアの間にある丸座はマイナスドライバーを使って「てこの原理」で浮かせて外します。
3、 座金を取り外す
座金はネジで止められているのでプラスドライバーを使って外します。
ネジさえ外れれば反対側のノブが外れるので、あとはゆっくり引けば外れます。
4、 ラッチを取り外す
ラッチを外す時はドアの側面から外します。
まずはラッチの上と下にあるネジを外しましょう。
前もってドアノブを外した穴から押し出すようにすると外れやすいです。
◎レバーハンドル錠の外し方
レバーハンドル錠も最近ではメジャーなドアノブです。
1、 ハンドルを取り外す
ハンドルにはネジが付いている場合が多いです。
まずはドライバーでネジを外してからドアノブを外します。
2、 座金を取り外す
円筒錠と同様にドライバーでネジを外します。
もし丸座がついていたら、マイナスドライバーで押し込んで外しましょう。
3、 ラッチを外す
最後にハンドルレバーを外したほうからドライバーでラッチを押し出します。
ドアノブの取扱説明書!交換方法のコツをアドバイス
ドアノブを交換する時は必ず型番を確認しておきましょう。
型番はドアノブの側面やサムターンに刻印している場合が多いです。
もう一つ、ドアノブの交換をするときは側面にある金具のサイズも計ってから購入したほうが安心です。
ドアノブの交換手順はこちら
・サイズ、メーカー、型番の確認
・古いドアノブを外す
・新しいドアノブとラッチボルトを取り付ける
最後にドアの開け閉めをして問題なければ完了です。
ドアノブを取り外す時は
「内側→外側→ラッチボルト」の順で外していきます。
※ラッチボルトというのはドアの側面についている金具のネジの事です。
逆に新しいドアノブを取り付ける時は
「ラッチボルト→外側→内側」の順で取り付けます。
ラッチボルトを取り付ける時は向きに注意しましょう。
ラッチボルトの向きはドアを開く時に内側になる部分にラッチがくるようにします。
売っているドアノブはセットされた形で販売されている物がほとんどです。
ドアノブを購入したあとは、取り付けやすいように分解しておいたほうが後々楽だと思います。
また、ドアノブは同じメーカーでも型番が違うだけで取り付けができません。
似たような見た目でも少しの誤差で影響してしまう事がとても多いです。
だからドアノブを交換する際は必ず型番を確認した上で行いましょう。
特に古いドアノブの場合は、ラッチをそのままにすると危険です。
ドアの持ち手部分だけ新しくしてしまうと壊れてしまう事があります。
もし「どこからどうすればいいのか分からない」という場合は
・型番
・ラッチのサイズ
この2つをあらかじめ確認して店員さんに聞くのが一番です。
まとめ
今回は
・古いドアノブの外し方
・ドアノブの交換方法
について紹介しました。
ドアノブを外す時は「ノブ→丸座→座金→ラッチ」の順で外します。
逆にドアノブを取り付ける時は「ラッチ→ドアノブの外側→ドアノブの内側」の順で取り付けましょう。
ドアノブを交換するときは
・型番
・ラッチのサイズ
をあらかじめ調べておくのがオススメです。