元気の源であるにんにく、私達の体にとって良いことをもたらしてくれるにんにく、今やサプリメントとして飲んでいる方もたくさんいますよね。
青森県のにんにく栽培は全国的にも有名ですが、実は、にんにくの栽培は難しく枯らしてしまうことも多々あるのです。
今日はにんにくがいつの間にか枯れてしまう原因やにんにくを育てるコツを徹底解説したいと思います。
にんにく栽培で失敗しないために大切なこと!腐る理由はなに
にんにくは、気候や天候に非常に影響を受けやすいデリケートな野菜です。
にんにくもたくさん種類があるのですが、大きく分類すると寒い地方向けのものと暖かい地方向けのにんにくと2種類あります。
コツは住んでいる地域や風土にあったにんにくを育てることです。
寒い地域にお住まいの方は寒地向けのにんにくを、暖かい地域にお住まいの方は暖地向けの品種を選びましょう。
これを間違えてしまうとうまく育たない可能性があります。
♦腐る理由はなに?
実は、沢山元気をくれるのでちょっと信じられないかもしれませんがにんにくは暑さが大の苦手なんですよ。
ビックリですね。
なんだか暑さに強いイメージがありますが・・・
ですので、植え付けも早くても9月中旬以降が良いです。
寒暖地域で言うと、寒冷地→9月中旬~10月中旬、中間地→9月下旬~10月いっぱい、暖地→10月中旬~11月中旬。
この植え付け時期を誤って植え付けてしまうと暑さでにんにくが蒸れてしまい、土の中の鱗片が腐ってしまいます。
初心者の方でしたら、植え付けの時期はベテランさんに確認されたほうが失敗がないかもしれませんね。
にんにくで肥料をやりすぎはダメ!成長させるためにすべきこと
にんにくは肥料をあげすぎてしまうとストレス状態に陥り、肥料やけという症状を起こしてしまいます。
ちょうど人間が高カロリーのものを食べすぎる状態と同じです。
人間も高カロリーのものを食べすぎると血管に負担がきたり、心臓に負担がきたり、悪玉コレストロールが増えすぎたりしてしまいます。
肥料やけという症状はにんにくの葉が茶色く枯れてしまう状況です。
又、にんにくは窒素を摂取しすぎると問題が発生することも多いので、過度な窒素摂取は控えた方が良いです。
♦にんにくを成長させるには
ずばり、ポイントは土作りです。
勉強もそうですが、基礎を知らないと応用が出来ませんよね。
小学校の算数が出来なくて、中学校の数学が出来るでしょうか。
それと同じことだと思います。
土作りですが、植え付け3週間前に、堆肥を2週間前に石灰を入れて耕しておきます。
pHは5.5~6.0が目安です。
植え付け1週間前に元肥を入れ、株間15cm、条間15cmを確保して畝を立てておきましょう。
肥沃な土作りとタイミングの良い追肥がポイントです。
又、マルチング設定をしておくと雑草抑制になりますので、夏場は草むしりなどの回数が少し減ることと思います。
雑草は栄養を吸収してしまうので出来るだけないほうが良いです。
マルチング設定とは土の上をプラスチックフィルムなどで覆うことです。
よく歩いている時に畑を見ると黒いシートが覆いかぶさっているのを見たことありませんか?それです。
次のポイントですが、元気に成長してくれる種球を見つけることです。
植え付けの時に種球を購入するかと思いますが。
大きくて形が整ったものを選びます。
肥料はやりすぎると枯らしてしまいますのですが、全くあげないのもおいしいにんにくが育ちません。
なので「ボカシ肥」や「マイガーデンベジフル」のようなバランスのとれた配合肥料がお勧めです。
まとめ
元気の源、にんにくは寒い地方向けのものと暖かい地方向けのにんにくと2種類あります。
特徴は暑さが苦手です。
植え付け時期を誤って植え付けてしまうと暑さでにんにくが蒸れてしまいます。
コツは住んでいる地域や風土にあったにんにくを育てることです。
地域によって適正な植え付け時期が異なりますので、ご自分の土地にあった植え付け時期を選択することが大切です。
にんにくを育てるのに大事なことは、堆肥や石灰を混ぜた土を適正に準備すること、肥料をやりすぎないことです。
植え付けの時に種球を購入するかと思いますが、大きくて形が整ったものを選ぶと育てやすいです。
ぜひ元気の源、にんにくを育ててみてくださいね。