私の母は、お花が大好き。
自分でガーデニングもしますし、お散歩の時は道端の雑草や、他のおうちが植えているお花とかの名前もスグ教えてくれたり。
そんな母の娘なら
「大なり小なり花に興味が出るんじゃないか?」
「花の名前覚えるんじゃないか?」と思いませんか?
私もその予定だったんですけど、現実は全くでしたね(笑)
なんなら逆に、朝顔・ひまわり・桜・バラ・菊・ヒヤシンス・かすみ草以外、どれも違いが分からないレベルでした。
そんな中、唯一自分ひとりで育てられた植物が「サボテン」です。
ヒヤシンスみたいに理科の実験だったわけでもなく、誰かに言われることなく、自分からおねだりして買ってもらった最初で最後の植物でした。
当時10歳とかだった私はあまり深く考える事なく、その時その時で必死にサボテンを育てていました。
ですが、某知恵袋を見ていて、「意外とサボテンに悩まされている人」がいることを知りました。
ということで、少しでもサボテンを育ててくれてる人の手助けになれればと思い、サボテンのあれやこれやを書いていこうと思います。
サボテンの罠
そもそも何故サボテンでこんなに悩む人がでてくるのか?という所なんですが、サボテンってそもそも、砂漠地帯で生えてるイメージですよね。
そのイメージに間違いはないのですが、「水がない所で育つ=水やりなどの手間がかからない」と思って、サボテンでデビューをした時点で罠にかかってます!(笑)
確かに他の植物と比べれば、コマメに水やりをする必要はありませんが、間違った水やりをすれば、サボテンも他の植物と同様に弱って枯れてしまったり、根腐れを起こしてしまいます。
またサボテンはどれも同じ難易度!と思われがちですが、5cm以下の小さなサボテンは、気温や水分量の変化の影響を受けやすいので、育てるのが難しいと言われています。
サボテン育ての大事なコツ
ではサボテンにとって、出来るだけベストな環境を作ってあげるために、3つのポイントを見ていきましょう!
水やり
水分不足になると、当然枯れます。また反対に、水のやりすぎもNG。
サボテンは水が少ない状況にはなれています。
だからこそ、水が多すぎると根っこは呼吸が出来なくなり、根腐れの原因となります。
「今の水やりが正しいのか分かんない」って方!
実は土の状態で簡単に見極めることができます。
・茎の下部分が潰せるくらい、柔らかい。
・葉の先が茶色になっている。
・植物全体に黄色い茶色があり、落ちてしまう。
・表面から5センチ分の土が濡れている。
上記の様な状態は「水やりすぎてますよ」というサインです。
逆に
・葉の端がカリカリで、茶色くなっている。
・葉っぱが丸まり始めている。
・下の葉のほうが、葉っぱの形が悪い。
上記の様な状態は「水不足です…」というサインです。
生育期は土表面が乾いたら、鉢底から水が流れるくらい、たっぷり水やりを!
目安は10~15日間隔です。
反対に、冬季には、1ヵ月に一度程度の水やりに留めてみてください。
土
また「間違った土選び」も、サボテンが枯れる原因の1つです。
お店で販売されているサボテンって、どれでもこれも可愛らしくって迷っちゃいますよね。
そんなサボテンたちは、見た目が綺麗な化粧土や化粧砂に植えられている事が多いです。
ベストなのは、水はけの良い土です。
検索すれば自分でブレンドするレシピも出てきますが、正直面倒くさいですよね(笑)
実は「サボテン用の土」も市販されているので、それを使うのもオススメです♪
サボテンの置き場所も重要なポイントです。
・直射日光は避けながらもたくさん日光があたる場所がベスト!
直射日光をは「植物が日焼け」を起こしてしまうので避けるのが良いです。
また、日当たりが悪い・風通しが悪い・雨が当たるといった場所に置くのも、サボテンが枯れてしまう原因になるので避けましょう♪
サボテンが枯れちゃった!
サボテンを久々に見たら、
「なんだかしおしおして元気がない様な気がする」
「茶色になっちゃってる…」
そんな時の対処法を紹介していくんですが、まず、再生不可能な完全に枯れているサボテンかどうか判断してください。
「サボテン全体が濃い茶色に変色してる」
「灰白石になっていて、乾燥していて、しぼんでる」
このような状態だと完全に枯れてしまっている印です。
ですが、「まだトゲだけ枯れてるけど、他の部分はまだ緑が残っている」ということなら、復活させれる可能性があります。
サボテンが茶色になってしまっている場合、原因はほとんどの場合「根腐れ」です。
パッと見では、もうダメだろという場合でも、意外と中の組織は生きている事もあります。
そこで切断して、中の組織を確認してあげてください。
根腐れを早いうちに発見すれば、その分再生できる可能性も上がります!
サボテンの枯れた部分を切るには!本質の胴切りのコツ
まずは、サボテンを土から掘り起こし、黒や黄色に変色している部分(腐敗部分)がなくなるまでカットし、切断面を中心が盛り上がるように整えます。
次に、腐敗防止のために、断面を日光に当て30分程度乾燥させます。
その後、今度は風通しの良い日陰で切断面の水分がなくなるまでしっかり乾燥させます
これらが出来たら、いよいよ発根に備えます。
断面を下にして新聞紙で包み、直射日光の当たらない場所に置いておきます。
発根にかかる時間は、小さなサボテンであれば1週間程度で、大きいものであれば1カ月程度かかります。
新しい根が出たら、新しい鉢にサボテン専用(水はけのいい)土を入れて、鉢の中心に茎が少し埋まるようにして植え替えをしましょう。
水やりは植え替えをして、数日経ってから行うようにします。
サボテンが枯れるのは運気も関係?ちょっとした豆知識教えます
風水では、サボテンのように「とがった針」をもっている植物は運気を寄せつけないそうです。
良い運気が入ってこないことは困りますが、悪い運気を追い払ってくれる良い効果もあるのでプラマイゼロ!
ちなみにサボテンは悪い運を吸収してくれる効果もあるそうなので、外から帰宅して、なんだか嫌な運気を持って帰ってきてしまっても、サボテンが吸い取ってくれるかもしれません。
しかもあまり好きじゃない来訪者がくる場合、玄関先においておけば魔よけ的な風水効果も期待できます。
悪い気が無くなり流れが良くなると、次に同じ場所に置いたサボテンは元気なままということも。
お家にある悪い運を吸い取って、代わりに運が良くなるとも考えられます!
まとめ
サボテンが枯れる時は「水やり」「土」「置き場所」に問題がないか確認しましょう!
そして、パット見では枯れているようでも、組織はまだ大丈夫な事も多いので、切って断面をみてみてくださいね♪
そして直射日光が苦手な植物なので、出来れば屋内でカーテン越しにおいてあげると
育てやすいかもしれません!
せっかく縁があって、おうちにおいたサボテンですから大事にしてあげてください。