生まれた時からインターネットが身近にある世代のことをデジタルネイティブ世代と呼びます。
だいたい、1990年代以降に生まれた世代のことを指します。
インターネットを道具としてではなく、生きていく上で必須工程として使っています。
この世代はコミュニュケーションのとり方や買い物方法などがそれまでの世代と大幅に異なってきております。
そのためか、インターネットを使って何かすることに無防備になっているところも。
インターネットやメールが普及し、利点も沢山増えておりますがマイナスな点も沢山あります。
そのマイナス面を考慮しない特徴があるのです。
この世代の性格としては大きく分類して3つあります。
①インターネットを通じて知り合う人となんの違和感もなく会うことが出来る。
インターネットを通じて知り合う人とはつまり、知らない人と会うということで、どんな危険が潜んでいるか考えないで会ってしまうところがあります。
②直接人と会うことが苦手であり直接会って会話することが苦手
生まれた時からメールやチャットを使ってきたので、自分の都合の良い時に返信をするという習性があります。
ですので自分のペースをとても大事にします。
人にもよりますが、気を遣いすぎる世代となっていて、相手のペースを崩さないようにと気を遣ってしまうのです。
③何か疑問点が発生すると自分の頭で考えず、すぐにインターネットを検索する。
昔は何か調べものがあると図書館に行き、本を読み、調べて考えてという工程がありました。
今は調べ物があるとすぐにインターネットを検索します。
簡単に専門的知識にたどりついてしまうので、考えたり、調べたりという工程が省かれ、自分の頭で考えるという作業がありません。
なのでだんだん自分の力で考えるということが苦手になる傾向があります。
♦考え方の違いは
デジタルネイティブ世代は物心ついた頃からスマホやメールやインターネットを使いこなす世代です。
インターネットを通して多くの情報を得て、たくさんの人と関わりを持つことに慣れているため、恐いもの知らずの傾向が。
情報を得るのに時間がかからずに習得する技術があるためあまり深く考えずに物を購入したり、知らない人と会ったりすることに抵抗がない世代とされています。
一方それ以前の世代はデジタルを道具として使っているため、インターネットを道具の1種として使い、インターネットだけに固執しません。
つまり、インターネットのみに頼るのではなく、人に聞いてみたり、本を読んだり、新聞や雑誌を読んだりする。
時間をかけて一番良いと思われるものを選択することが出来る世代です。
デジタルネイティブの問題点!その傾向や価値観は本当のところ
デジタルネイティブ世代は仮想と現実の差を感じない世代です。
物心ついた時から仮想の世界と隣り合わせで生きてきたせいか、仮想の世界と現実の世界の区別がつきにくいと言われております。
♦傾向
1.即時性を重視する傾向
インターネットはキーボードで検索すれば即結果が現れます。
そのため即時性を重視する傾向があります。
2.モバイル機器を駆使する世代傾向
ゲーム機器、スマホ、タブレット、パソコンを駆使する世代
3.知りたいことはインターネットやSNSで検索する傾向
本、雑誌、新聞、人に直接聞いたりということよりもスマートフォンやSNSを検索する傾向があります。
4.人脈形成はネットを通じて作っていく傾向
何でもインターネットに頼る世代なので人脈もインターネットを使って作る傾向があります。
♦価値観
共感を重視し、共通の感覚をシェアする感覚があります。
価値観に共感できる商品や共感できる有名人が使用している商品など、SNSから情報を得て購入する傾向があります。
デジタルネイティブは何歳から?ほかの世代と比較した相違点は
1990年以降に生まれた世代で30歳以下の世代になります。
デジタルネイティブ世代より上の世代はデジタルを道具として使用。
道具として使うということはデジタルのみに頼っていないのです。
何かを調べる時に人に聞いたり、手紙を書いたり、本を読んだり、新聞を読んだりと時間をかけて正しいものを求めます。
一番の相違点は、デジタルネイティブ世代は即時性を重視しています。
それ以降の上の世代は時間をかけて良いものを求めます。
インターネットを駆使して情報収集やコミュニュケーションをとっているデジタルネイティブ世代は待つのが苦手。
そのため少しでも待つことにストレスを感じてしまう世代です。
商品であれば価格や品質のみならずサービスのスピードも重視しています。
次に考えることに慣れていない世代と言えます。
いつでもスマホがある世代なので、検索ですぐに問題を解決してしまう傾向があります。
まとめ
デジタルネイティブ世代は物心ついた頃からスマホやメールやインターネットを駆使する世代で1990年以降に生まれた世代のことを言います。
特徴としては、調べものがあると、すぐにインターネットを使って検索してしまうため、時間をかけて考える傾向が少ないとされています。
インターネットを駆使しているので、インターネットを使って知らない人に出会うことに抵抗がない世代。
スピーディに物事を解決することに慣れてしまっているため、あまり待つことに慣れていない世代でもあります。
インターネットから得る情報がすべてではなく、自分の力で考え、物事を調べていく力もつけて誰もが持つべきですね。