最近、息子が学校のプロジェクトで朝顔の苗を家に持ち帰りました。これを家で育てる計画です。
これを見て、私自身の子供の頃の記憶が蘇りました。小学生の時、朝顔を育て、その成長過程を日記に記録したことがありました。
息子と一緒に苗を植える場所を考えていると、植物が大好きな妻が加わり、こんなことを言いました。「朝顔の花言葉、色によって違うのよ。」
正直、私はそんな事実を知りませんでしたし、息子も花言葉の存在自体を知りませんでした。
「ママ、花言葉って何？」と息子が尋ねると、妻はアイデアを思いついたようで、「朝顔の成長日記と花言葉を夏休みの自由研究にするのはどう？」と提案しました。
妻の提案はまさにその通りです。
そこで今回は、色によって異なる朝顔の花言葉と、その名前の起源について調べます。さらに、意外と怖い花言葉があることも紹介しましょう。
朝顔の多彩な花言葉の世界
朝顔は様々な色を持っています。朝に目覚めて、色とりどりの朝顔が咲いているのを見ると、一日が明るく始まりますね。さて、朝顔の花言葉について見てみましょう。
朝顔の花言葉
朝顔全体の花言葉は、色に関わらず、以下のような意味を持ちます。
「愛情」、「結束」、そして「明日も新たな始まり」です。
朝顔は、その華やかさで目立つことなく、早朝に咲き、午後にはしぼんでしまうことから、このような花言葉が付けられたのでしょう。
朝顔は短い時間で美しさを表現し、その蔓は支えにしっかりと絡みつきます。また、早朝に見るその鮮やかな色彩が人々に元気を与えます。
では、色別の花言葉についても見てみましょう。
紫の朝顔
紫の朝顔は「冷静」という花言葉を持っています。紫色は日本では古くから貴族の色とされていました。その落ち着いた色合いが「冷静」を象徴しているのかもしれません。
青の朝顔
青色の朝顔の花言葉は「儚い恋」。青色は春の象徴で、青春の色でもあります。朝顔のように朝咲いて昼にはしぼむ様子は、一時的な恋を表しているのでしょう。
白の朝顔
白い朝顔の花言葉は「強い絆」と「溢れる喜び」です。白い朝顔は江戸時代に流行し、その時代には喜びの象徴とされていました。その蔓が支えに巻きつく様子が「強い絆」を表しています。
ちょっと不気味な花言葉も
白い朝顔には、「あなたに絡みつく」という花言葉もあります。これは、朝顔の蔓が支柱に絡みつく様子から来ています。これを題材にしたミステリーやホラー小説が書けそうですね。もし小説を書くなら、ぜひ一緒に挑戦しましょう。
「Morning Glory」：朝顔の英語での魅力と花言葉
朝顔は英語で「Morning Glory」と呼ばれています。
「Morning」は朝を意味し、「Glory」は栄光や輝きなどを表します。朝顔はその名の通り、早朝に美しく咲き誇り、その華やかさで多くの称賛を集めています。
朝顔の英語の花言葉には、「Love in vain（儚い恋）」と「Affection（愛情）」という意味が込められています。
これは、朝に華やかに開花し、昼過ぎにはしぼむ朝顔の儚さと愛らしさが、国を問わず感じられる特性を象徴しています。
このように、朝顔はその短い生命の中で、愛らしさと儚さを同時に表現しているため、世界中で愛されているのです。
まとめ
私自身も子供の頃、朝顔の観察や自由研究に熱中していました。その魅力は、世代を超えて変わらないものです。
朝顔の一生懸命な生きざま、その美しさや強さは、私たちの心を明るく照らします。
ここで、朝顔の色ごとの花言葉をまとめてみましょう。これを見れば、朝顔の各色が持つ独特なメッセージが一目でわかります。
朝顔の色と花言葉:
朝顔全体: 「愛情」「結束」「明日もさわやかに」
紫色の朝顔: 「冷静」
青色の朝顔: 「はかない恋」
白色の朝顔: 「固い絆（きずな）」「あふれる喜び」「あなたに私は、からみつく」
これらの花言葉を読むと、自分でも朝顔を育ててみたいという気持ちになりますね。あなたはどのように感じましたか？
