「一年に一度しか見る事が出来ない、特別な満月」
この響きだけで惹かれちゃいますよね。
しかもその満月の色が赤色だなんて…なんだかとてもロマンチック。
季節や見え方などによって名前が変わる「月」
通常よりも大きく見える月を「スーパームーン」と呼んだり、赤く見える月のことを「ブラッドムーン」と言ったりしますよね。
そんな月の中でも、6月の満月は「ストロベリームーン」と名づけられています。
ちなみに、ストロベリームーンは、インディアンに名付けられた呼び名です。
イチゴの収穫時期である6月に月が赤く染まることが多いのでストロベリーとついているようですね。
今日はそんなストロベリームーンについて色々お話していきましょう!
ちなみに… 2016年のストロベリームーンの際にはTwitter上でストロベリームーンとハムがよく似ていると話題にもなっています。
(ハムなんて言われたらロマンチックじゃない!なんて言わないでください汗)
ストロベリームーンで叶う?どんな願い事をすればいいの
ストロベリームーンのロマンチックな言い伝え。
それは「ストロベリームーンを見る事が出来ると幸せになれる」というものから、「恋をかなえてくれる満月」にちなむものまで様々です。
例えば
・好きな人と一緒に見ると、その人と結ばれる!
・恋人同士で見た場合、その人と永遠に結ばれる!
・片思いの人と見た場合、その人と恋人になれる!
・縁遠い人が見た場合、素敵な恋人があらわれる
などなど、恋愛関係に、良い効果が現れると言われています♪
ですが、1年に1度しか見る事が出来ない満月ですから見れただけでも、「幸運に恵まれる」とも言えますよね。
眠れなくなるほど気になる!ストロベリームーンが赤いのはなぜ?
このとても神秘的な月ですが実は、太陽と月の位置が関係している科学的根拠のあるものです。
簡潔に言うと
「月が地平線近くにある時に、月の光の内の波長が長い赤い光が吸収されずに残ることで赤く見えます。特に、夏至の頃には月が空の低い位置を通るため、赤い月が観測しやすくなる。」
ということなのだそうです。
簡潔かどうかは分かりませんが、なんとなーく分かる気がします。
そもそも、満月は時期によって、見える高さが異なるそうです。
冬至に近い12月の満月の角度は地平線から80度くらいですが夏至に近い6月の満月は30度くらい。
夏至の時期は一年の中で一番太陽の出ている時間が長い時期!
そして反対に月は出ている時期が短くなるので、高度も低くなるわけです。
夕日が赤く染まるのと同じで、高度の低い月は赤く見えるのです!
ちなみに、光は虹と同じく7色あり、空気の層で光が吸収され赤色は最後まで残るのだそうです。
これが夕焼けとストロベリームーンが赤い理由ですね。
ちなみに空が青いのもこの理由からで、青い光が散乱されて青く見えます。
月って他にも特別なものがあるの?
あります!まずは色別で見ていきます♪
・白色
月が高い位置にあるときで、すべての波長の光(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が
届いているので、白く見えます。
・黄色
月が低い位置にあるときで、赤と橙の色が届いているので黄色くみえます。
逆に言えば、その他の色が散乱されているということですね。
・青色
ブルームーン(Blue Moon)と呼ばれるものがあり、これは1ヵ月の間に2回の満月を見ることを指します。
青色は私達の目に届くまでに大気中に散乱されてしまうため、実際に青い月を見ることはできません。
(白色が若干青白く見えることはあります。)
では色とは別で珍しい月も紹介していきましょう。
特別な名前がついた月と聞いて「スーパームーン」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
スーパームーンは、楕円軌道を描きながら地球の周りを巡る月が地球に最も接近した状態の満月として知られています。
でも、この呼び名はアメリカの占星術家が提唱したもので、はっきりとした定義はないそうですね(笑)
大体1年に1回のペースで地球に最接近するスーパームーンを次に観測できるのは、2021年5月26日と言われています!
一方、「マイクロムーン」はご存じでしょうか?
地球から見た時に一番大きい満月がスーパームーンに対して一番小さな満月がマイクロムーンです。
マイクロムーンは月と地球の距離が最も離れた満月です♪
そして最後は「ブラッドムーン」
少し怖そうな名前ですが、これは皆既月食によって赤銅色と呼ばれる赤黒い色に見える満月のことですね♪
まとめ
ストロベリームーンが見られると分かったら、その時に気になる人がいるなら、デートのお誘いをしておくのが良いかもしれませんね!
その時に他の珍しい月の話を持ち出して「次は一緒に〇〇ムーンを見ようね」なんていかがですか?(笑)