みなさんはリュウグウって聞いたことありますか?
リュウグウ?浦島太郎のリュウグウ城のこと?と思ってしまいますよね。
でも浦島太郎のリュウグウから名付けられているのは事実なんです。
リュウグウとはC型小惑星と呼ばれているものです。
このCは炭素(Carbon)を意味しております。
大きさとしては直径900メートルの大きさになります。
そして、リュウグウは小惑星探査機「はやぶさ2」の調査対象の天体となっております。
宇宙航空研究開発機構は、探査機「はやぶさ2」のカプセルの中から、昨年7月に実施した小惑星リュウグウへの2回目の着地時に採取した石を確認しました。
この石はリュウグウの地中にあった可能性が大きく今後、調査対象として見られています。
2回目の着地時に試料を収めた部屋を開けたところ、黒い石が多数発見されました。大きさとしては1センチ程度です。
リュウグウから地球までの距離や時間は?どれだけ離れてる
地球からはやぶさ2で出発し、リュウグウまで片道は2年半所要します。
距離にすると約52億キロという距離となっております。ちなみに冒頭でもお伝えしましたとおり地球1周が4万キロとなっております。
位置としては地球からはるかかなた、2億8千万キロのところにあります。
地球一周が4万キロですから地球7000回転分ほどの距離です。
かなり遠いというイメージがつきましたでしょうか。ちなみに「はやぶさ2」に乗って約2年半で到達する位置のところです。
リュウグウは地球衝突する可能性がある?その真相について
リュウグウは地球に接近している小惑星と言われ、非常に危険な小惑星として注目されております。
小惑星1331個が地球と衝突すると言われております。
リュウグウもそのうちの一つです。
リュウグウは炭素で出来ているので、もしリュウグウが地球に衝突した場合、その炭素が散在され、被害は想像を絶する大きさと言われております。
その対策を議論する会議が既に世界では地球を防衛するために始まっております。
小惑星の観測(撮影)データが多く得られればリュウグウの軌道を把握することが出来ます。
軌道を正確に把握することが出来ればいつの時点で地球に衝突するのか予測することが出来ると言われております。
地震や津波や噴火などの自然災害は予測が難しいですが、小惑星の軌道については詳細を判明することが可能であると言われております。
ここが大きく他の自然災害と異なる点です。
この小惑星が接近することについては1980年代に接近する可能性が高い天体であることが判明。
1990年代には入り、小惑星が接近することについての調査活動が開始されました。
既にアメリカでは1990年代末にこの調査活動が開始されており、次々に地球に接近する天体が発見されております。
そして、地球に小惑星が最も衝突しないようにする効果的な方法としては核兵器を発射し地球の軌道をずらすこととされています。
(NASA(アメリカ航空宇宙局が発表)
映画に出てくるような宇宙戦争のような状況に陥ってしまうことが想像されます。
まとめ
リュウグウとはC型小惑星と呼ばれているものです。このCの意味は炭素(Carbon)という意味です。
リュウグウの大きさとしては直径900メートルの大きさになります。
そして、リュウグウは小惑星探査機「はやぶさ2」の調査対象の天体となっております。
そのリュウグウは地球に衝突されると言われており、その事実が1980年代に発見されました。
1990年代以降小惑星が衝突しないように研究開発プロジェクトが発足されております。
現時点では数々の小惑星が地球に衝突することを避けるためには核兵器をリュウグウに向けて飛ばし、軌道をずらす方法が検討されております。
地球から核兵器を飛ばし小惑星にぶつけ、位置をずらすという方法が現段階では推奨されておりますが、もう少しお手やわらかな方法が出てくることを祈ってなりません。