傾聴力は人と人がコミュニケーションをとる上で大きな武器になります。
特に仕事で同僚や部下、取引先の方を関わる場合は傾聴力が高いと信頼を得やすくなるんです。
話すのが上手な上に聞き上手になることで一気に周りからの評価が高くなります。
大事なのは話しをしっかり理解することで相手から共感を得る事です。
傾聴力の具体的な意味や、傾聴力を高める方法を知って実践してみましょう。
わずか3分理解できる！傾聴力の意味を知ろう
傾聴力というのは
「人の意見をしっかりと聞いて、本当の気持ちを汲み取る」
という事ができる力です。
コミュニケーションをとるには傾聴力が大切だといわれています。
傾聴力の高い人はほんの些細な会話からでもたくさんの情報を取り入れる事ができるんです。
だから人間関係も良いんですよ。
たしかに、会社や友人でも誰とでも調和を取れている関係の人って相手の話を親身に聞いていますもんね。
傾聴力というのはもともと心理カウンセリングに用いられているテクニックでもあるようです。
ただ相手の話を聞くだけではなく、表情や声のトーンまで注意しないといけないんですよ。
表情や声のトーンまで神経を集中するなんてすごいですよね。
言葉に「力」という文字がついているだけあります。
確かに話す側からしても、話している時に相手が無表情だと
「この人、ちゃんと私の話を聞いているのかな？」
と思ってしまいますもんね。
そして話す気が一気に失せてしまいます。
しかし傾聴力のある人と話すと自然とあれこれ話す事ができますよね。
私も以前、カウンセリングに行った事があるんですけど先生が親身になって聞いてくれたのでついつい話し込んでしまった経験があります。
特にカウンセリングという仕事は相手の話しを聞くお仕事なので、傾聴力のスキルはかなり高いのでしょう。
コミュニュケーション力を上げよう！傾聴力を高める方法は
傾聴力を高める方法はいくつかあります。
◎態度や姿勢を変える
まずは話しを聞く態度や姿勢から変えてみましょう。
相手の目をしっかりと見て、体も相手のほうを向けます。
補足するとしたら少し前のめり気味で聞くと良いですよ。
ちなみに話しを聞くときに腕組みはＮＧです。
腕を組むというのは心理学的に考えると「相手を警戒している」という意味になっています。
また、相手が緊張している場合は自分がリラックスすることで緊張がほぐれやすくなるんですよ。
いざ話しを聞こうとした時に相手が緊張してたら、まずは世間話から入っていくのがオススメです。
◎鏡のように動きを真似る
相手を同じ動きをしたりしぐさや声のトーンを同町する事で、安心感を与える事ができます。
さらに相手が話した事に対してオウム返しのように話し返すことで共感を示す事ができるんです。
しかし話した事を全部オウム返しにしてしまうと逆効果なので気を付けましょう。
あくまでも相手に寄り添うためのオウム返しなので、相手の話しを聞きながら部分的に返したほうが良いです。
◎話しを言い換えてみる
相手の話しを聞きながら自分で内容を整理して言い換える事も有効的です。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、慣れてくれば簡単に実践できます。
例えば相手が
「～が出来なくて困っている」
という時には
「～ができれば解決する」
という解釈に変えるんです。
たとえ話やことわざを用いて話すのも良いですね。
話しを言い換える事で共感していると思う気持ちが強くなります。
さらに言葉が変わるだけで客観視できるようになって、問題が解決することもあるんです。
相手の話しを聞くと同時に内容を理解することで相手がどんな言葉をかけて欲しいか分かるようになります。
まとめ
今回の記事では
・傾聴力の意味
・傾聴力を高める方法
について紹介しました。
傾聴力はすぐに身につくものではありません。
しかし特にコミュニケーションが苦手な場合や、ついつい誤解されやすい場合は傾聴力を高める事でコミュニケーション能力が一気に上がります。
最初のうちは家族や友達を話して少しずつ訓練するとやりやすいかもしれません。
この機会に傾聴力を高めて話上手・聞き上手を目指してみてください。
