マグマって火山が噴火した時にドドーンッと出てきて、そのあとドロドローっと流れてきて、触ったら物凄く熱い、危険なもの。
ってイメージないですか?(笑)
今日はそんなマグマについて調べてみました。
マグマってなに?
そもそもマグマって?って話なんですけど、ザックリいうと「ドロドロに溶けている岩石のもと」です。
マグマはもともと地面の下に潜んでいるんですがこれが表面に出て、冷えると岩石になります。
「岩石」とひとまとめにするのは、大雑把すぎたね(笑)
岩石にも種類がいくつかあるんだけど、マグマが冷えて出来る岩石は「火成岩」
更にそこから地上や、地上に近い地面の下で固まった「火山岩」ともっと深い所で固まった「深成岩」に分かれるんだ。
強い粘り気が噴出するのは何度から?
マグマは、火山がドドーンッと爆発する時、ドロドロと流れてくるっていったけど、この「ドロドロのマグマ」にも、物凄くドロドロしているものと軽めのトロトロしているものがあるんだよね。
ちなみに物凄くドロドロ(強い粘り気)なマグマが噴き出てくるのは700°から。
そこから温度が高くなるにつれて粘り気は出なくなっていくんだ。
熱すぎる!マグマの温度が最高なのは何度?
マグマの最高温度はなんと1200°!
低くても700°なんだって。
だけど普段40°とかのお風呂に入ってる僕たちからすると意味わかんない位熱いって事が分かるよね(笑)
さっき言ってたドロドロマグマの情報と岩石(火成岩)の話も合わせていくと
(高温)1200°ードロドロしてないー深成岩
(低温)700°ードロドロしてるー火山岩
って感じだね。
マグマの温度と地球の中心の温度を比較すると!?
このマグマが地面の下にあるっていうのは最初に書いたよね。
そこで、僕たちが住んでる地球。
地球が丸いのは知ってるよね?
その真ん中って凄い温度のマグマが溜まってるんじゃないの!?って思わない?
だってさ、マグマって世界にももちろん。日本にだって数多く存在してるんだもの。
世界中のマグマに囲まれている=地球の中心。
マグマの温度は低くても700°…それに囲まれている地球の中心の温度はというと驚きの6000°!!!
「どれ位熱いのか分かんない」って思うかもしれないけど、これは太陽の表面と同じ熱さなんだよ!
ちなみにだけど、太陽の中心部は1500万°もある!!
インフルエンザで出る高熱39°位
お風呂の温度は40°
マグマの温度が1200°
地球の中心が6000°
太陽の表面も6000°
太陽の中心は15000000°
うん、数字が大きすぎて何も想像出来ないよね(笑)
マグマを触ったらどうなる?驚きの真実とは
「そんな高温のマグマ、触ったら溶けちゃう!!」って思うよね。
勿論指を突っ込んだら溶けるというか燃えちゃうんだけど
意外にも、ドロドロと流れるマグマは重いんだ。
だから、その場で止まらずにスタスタ歩く事は出来るよ!とはいうものの勿論沈んじゃったら高温に包まれる訳だから、危ないことに変わりはないんだけど(笑)
だから、もしも万が一マグマと遭遇しても、絶対に近づかないでね!!
実際問題熱すぎて近寄れないとは思うんだけど、少しやけどしちゃうとかの危険なレベルじゃないんだから!!
その証拠に火山噴火した事による災害=「火山災害」の過去の被害データをみればどれだけ危険なものか分かると思う。
しかもこれは外国ではなく、日本での出来事なんだよ。
日本と火山って身近なもの?世界でも有数の火山の多い国
あまり知られていないけど、日本は世界有数の火山国。
なんと!世界の活火山の7%を保有してるんだ。
これは世界で4位の多さ!
1位はアメリカで174個、2位はロシアで156個、3位がインドネシアの130個、そして4位は日本で111個。
ちなみに5位はチリで106個。
皆が知ってる有名な山「富士山」も火山の1つだし、「御嶽山」では2014年に7年ぶりの噴火をしてる。
昔だけではなく、現代でもとても身近なものってことが分かるよね。
まとめ
マグマって怖いイメージがあって危険なものだよね。
漫画とかアニメでも炎やマグマを操ってる人は、強そうなイメージを持つのも当然ですね。
ワンピースのエースは炎をかっこよく操るし、赤犬はマグマを操ってる。
でもあの人たちは特別だからくれぐれも真似しないように!
あ、ちなみにワンピースでは「マグマは火より強い」って言ってるよね。
でも純粋な温度で比較すると、
マグマの温度 700°ー1200°
火の温度 600°ー1400°
そう、火の方が最高温度は高いんだ。
ただマグマは「岩石のもと」炎+岩石って考えたら、
マグマの方が色々と応用がきいて強いのかもしれないね。