火星は地球にとって月と並ぶくらいにお馴染みといっていいほど、身近にある惑星になりますよね。
火星の温度は寒暖の差が激しく移り変わることを知っていましたか。
地球と比べて平均気温が低くなっているのです。
最高温度と最低温度が地球と比べても大きく違っているのが特徴。
最高温度:約20℃
最低温度:-約140℃
最高温度でも地球なら夏のすこし涼しめの気温といったところでしょうか。
最低温度にまでなると人類が住むことが難しいでしょう。
地球では最低までいったのは南極で-93.2℃を観測したそうですよ。
なぜ、ここまで温度差があるのかというと大気の薄さが原因です。
熱を維持するのができずに温度も20℃までしか上昇することができないのです。
平均すると約-43℃になります。
ここまで寒いとなると住むのが難しく、ずっと身体が震えそうですね。
とはいえ、寒暖差の激しさはあるものの火星にも四季は存在します。
ここは地球と似ているところでもありますね。
地球とよく似た点があるため、第二の地球としていずれ移住することができるのではないかといわれる火星。
その火星の位置や重力はどうなっているの詳しく調べてみました。
火星の豆知識!位置や距離は地球とどれくらい離れてる
太陽の回りを周っている惑星としては火星の位置はどこなのかというと、太陽から4番目に近い位置にあります。
ちなみに地球は3番目に近い位置ですね
水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星となっています。
以前は冥王星もありましたが、惑星としては外されたそうです。
地球とは隣に位置する惑星なので、空を見上げると火星が見えるようになる時期もあります。
地球とは火星は平均すると約5500万キロは距離があります。
ロケットで火星に向かうなら、片道でも8ヶ月近くかかるので、火星も調査するとしても一大プロジェクトになりますね。
遠すぎてイメージが掴みづらいですが、新幹線でいけるなら約26年は掛かるほどの遠さです。
東京から大阪までで約3時間ほどなので一目瞭然の遠さですね。
距離はありますが、2年2ヶ月ごとに地球と接近して、肉眼で見ることもできるので、機会があれば観測してみてははどうでしょう。
前回は2018年頃にあったので、2020年10月頃にみえるかもしれません。
夜空に赤い惑星が輝いてるのを見るのは楽しいですよ。
火星には生物がいる!?重力や大きさはどうなってるの?
火星に生物が住んでいるのか調査したところ、現状生物の痕跡は見つかっていないそうです。
火星の隕石が地球に飛んできたときに、ミミズのような化石があったそうですが、生命体とは断定されていませんでした。
そして、火星は重力がどれほどあるかというと地球の3分の1ほどしかないそうです。
地球に比べると火星のほうが重力がないのです。
重力が軽いと様々な問題点もあって、例えば長期間住むとなると筋力が落ちてしまう懸念のもあるのです。
火星は大きさも地球に比べると小さいのでその結果もあるのかもしれないですね。
地球:12,742 km
火星:6,779 km
こうして数字で見ると約半分ほどしか大きさがないのがわかりますね。
太陽の回りを周っているほかの惑星の比べても小さくて、大きさは7番目になるそうです。
ちなみに地球は5番目の大きさになります。
人にとっては広大で大きい地球も宇宙の中では小さいということになります。
だからこそ、宇宙は神秘に溢れていて人を惹き付けるのですね。
宇宙のことを考えるとどんな悩みも小さく感じてしまいます。
まとめ
地球と似た惑星として、火星はいずれ移住することができるのではといわれていますが、まだまだ問題が多いようです。
温度差が激しいこともありますが、重力の軽さによる影響、距離も遠いので難しいところがたくさんありますね。
それでも、火星が人が住めるような環境になることができるとするならロマンがあります。
宇宙にはたくさんの夢が詰まっていますね。