大人の趣味として何人かに一人はやっているゴルフですが、クラブの種類がたくさんあるって知っていますか?
昔は、ざっくりとウッド・アイアン・パターの3種類の中で、フェースの角度等を変えて飛距離が違うものの中から14本選び、ラウンドを回っていました。
しかし時代とともにかゆいところにも手が届くようなクラブが発明されてきたのです。
その中の一つが、ユーティリティやハイブリットと呼ばれるクラブです。
今回は、そのユーティリティとハイブリットの違いを調べていこうと思います。
まず、二つは何が違うのか?
そもそもユーティリティという言葉は、役に立つという意味であり特定の何かを指した言葉ではないのです。
なので、日本ではユーティリティ、欧米ではハイブリットと呼ぶこともあります。
しかし違いも結構あるようなのでそれを見ていきましょう。
ユーティリティ
・シャフトがウッド系
・シャフトがアイアンより長い
ハイブリット
・ヘッドの形はユーティリティ
・アイアン系のシャフト
・シャフトがアイアンと近い長さ
詳しくはもっと違うようですが、大きい違いはこれくらいのようです。
ユーティリティとはどこで使われる?ゴルフクラブの種類は
ユーティリティっていったいどんなクラブなの?
使用用途は、上にも書いたようにかゆいところに手が届くことを目的として発明されたクラブです。
一般的に、長尺のアイアン(1~4番)は使用難易度が高いと言われているので、ウッドとミドルアイアンの間の距離を打ちたいときに使用するために使用します。
簡単にいうとロングアイアンの飛距離を少し楽に打てるクラブといえばわかるでしょうか。
役に立つように発明されたクラブなので、初心者にもおすすめされていますし、歴史は浅いですがプロでも使用する方が増えてきているそうです。
主に、2・3番アイアンや5・7番ウッドを抜いて、3・4番ユーティリティを代わりに入れることが多いようです。
更なる利点としては、ロングアイアンよりも芯を食いやすいためミスが減るというのも挙げられます。
なので、初心者の方は何本か入れておくとよいのではないでしょうか。
知っていましたか!ユーティリティの意味は
クラブとしての歴史が浅いユーティリティですがどうして普及したのか、少し詳しく説明していきたいと思います。
これらは2000年代に入ってから市場に出回りだし、最近ではツアープロの方でも使用するのが増えました。
アマチュアもほとんどが使用しているほどの普及率であり、中でも女子プロでの採用率がすごく高いようです。
その理由は上でも書いたようにロングアイアンを使うと難しい飛距離を、簡単に打つことができるからです。
ロングアイアンでは、少しでもミスをすると飛距離が全くでないなんて結果になりますが、ユーティリティで打つことでそういうミスを減らすことができる。
さらに形状も考えられており、ラフからの脱出もしやすい等の利点もある。
だから、色々な使い方ができ、使用できる範囲が広く、とても役に立つという意味の「ユーティリティ」という名前が付いたそうです。
トラブルからの脱出にも役立つということで「レスキュークラブ」と呼ばれることもあるようです。
まとめ
・実はユーティリティとハイブリットは日本と欧米での言い方の違い
・ユーティリティは難しいロングアイアンの飛距離を楽に打てるように発明されたクラブ
・歴史は浅いが、プロでの採用も増えており、初心者が使うのにおすすめ
・すごく役に立つから「ユーティリティ」
今回の記事はどうでしたでしょうか?
私も知らない間にクラブの種類がいろいろ増えていて驚きました。
難しいボールを打てるようになるのも楽しいと思いますが、こういうクラブが増えることで初心者もゴルフを始めやすくなってとてもいいです。