玉ねぎ栽培をする場合、種まきの場合はたっぷりの水をあげる事が大切です。
もし苗で購入して芽が出ている場合はこまめに水やりをしなくて良いでしょう。
どうせ栽培するなら失敗せずに立派な玉ねぎに育てあげたいですよね?
この記事では
・玉ねぎ栽培で失敗しないために気を付ける事
・玉ねぎ栽培で腐ってしまう原因
を紹介していきます。
玉ねぎ栽培には思いがけない病気やトラブルがあるのでさっそく紹介していきますね!
とっておきの情報!玉ねぎ栽培を失敗しないためには
玉ねぎ栽培で失敗しないためには種をまく時期をしっかりと把握するのが大事です。
玉ねぎは寒さに強い野菜として人気の野菜ですが、実は暑さにはものすごく弱いんですよ。
だから玉ねぎ栽培を始める時は8月~9月の半ばに行うのが良いでしょう。
また、苗の時に寒さに当たってしまうと「トウ立ち」といって花を咲かせるための茎が出てきます。
トウ立ちを放っておくと玉ねぎの実にスジが入ってしまうのです。
その結果、せっかく栽培した玉ねぎが固くなってしまいます。
だからトウ立ちを見つけたらすぐに切りましょう。
種から育てるのが難しい場合はホームセンターで苗を買うのもオススメです。
ホームセンターでは秋になると玉ねぎの苗が数百円で販売されるので、初めての場合は苗を購入して栽培するのも良いですね。
玉ねぎは寒さに強いのですが、防寒対策はしたほうが良いです。
特に寒い地域の場合は防寒対策しない事がきっかけで、玉ねぎの苗が弱ってしまう事があります。
ホームセンターで売っているビニールシートを使用して根本に被せておきましょう。
また、プランターは日当たりや通気性の良いところにおいてあげると良いですよ。
太陽の光があまり当たらないところに置くのも失敗の原因になるので注意しましょう。
玉ねぎ栽培でなぜ腐る?ミスしないために大事なこと
玉ねぎ栽培をして腐ってしまうのはいくつか原因があります。
1つは害虫が原因の場合です。
特にタマネギバエは玉ねぎの根や種を食べるので、玉ねぎが腐ってしまったり枯れてしまうケースが多いんですよ。
玉ねぎはもともと害虫に強いイメージですがタマネギバエはかなりの強者です。
もし玉ねぎ栽培をしている土にウジ虫が湧いていたらタマネギバエの可能性が高いのですぐに土を取り換えましょう。
タマネギバエは動物のフンに集まる傾向があるので、玉ねぎ栽培で肥料を使う時は注意が必要です。
もし玉ねぎ栽培で肥料を使用するのであれば必ず未発酵の物ではなく、完熟の物にしましょう。
もう一つ注意したいのが病気です。
玉ねぎを栽培していると「べと病」や「腐敗病」になってしまう事があります。
どちらの病気も玉ねぎが腐ってしまうのが特徴です。
しかしどちらの病気も専用の薬剤で治療する事ができるので、栽培している時に異変が起きたら、ホームセンターなどで薬剤を購入してきましょう。
万が一症状が進んでしまった場合は薬剤が効かなくなるので、被害を受けている苗を根こそぎ抜き取りましょう。
さらに病気になっていなくても、水はけの悪い環境で玉ねぎ栽培をすると根が傷んでしまいます。
根が傷むとブヨブヨして腐ったようになるのが特徴です。
くれぐれも過湿にならないように注意しましょう。
もともと玉ねぎは根がデリケートなので、水はけが良すぎると乾燥の原因になります。
逆に水はけが悪いと腐ってしまうので、土を選ぶときは水はけだけでなく水もちの良いものを選びましょう。
まとめ
今回の記事では
・玉ねぎ栽培を失敗しないための注意点
・玉ねぎ栽培で腐る原因や対処
について紹介しました。
失敗しないためには夏場に種まきをして、冬の防寒対策もしっかり行う事が大事です。
さらに玉ねぎ栽培をしているとタマネギバエの被害や過湿による根腐れも多いので、水はけや害虫には気を付けて栽培しましょう。
初めての栽培だと何かと不安なことも多いですが、今回の記事を玉ねぎ栽培にお役立てください。