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土壁の特徴って何?カビができる原因とは

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土壁は練った土を重ねて砂や漆喰で塗る事で自然に近く、和室にぴったりな壁ですよね。

湿気の量を調節してくれて、蓄熱効果もあるのが特徴です。

一方で表面がデコボコしている事が原因でカビができてしまうこともあります。

カビが出来てしまうと色も変色するので目立ってしまうんです。

さらに穴が開いてしまうこともあるので、さっそく土壁の補修方法について紹介していきます。

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土壁を補修しよう!自分でできる方法はある?

土壁の補修を自分で行う場合は中塗り土が必要です。

中塗り土はホームセンターでも販売されていますし、インターネットでも購入できます。

補修する工程はこちらです。

1. 下地を作る

まずは下地作りから始めます。

もし下地がない場合は細竹を使って下地を作っていきましょう。

2. 中塗り土を水で練る

次は中塗り土を作っていきます。

中塗り土に水を入れて作っていくんですけど、硬さは耳たぶくらいの硬さが理想です。

水が少ないと乾いた時にスカスカになってしまいます。

逆に水が多すぎると土壁に付けた時に垂れてきてしまうんです。

せっかくの補修で余計に汚れてしまったり割れてしまわないように水の分量には注意が必要です。

また中塗り土の商品によっては水の量が記載されているものもあります。

裏面に書かれている事が多いので、中塗り土を購入したら確認してみてください。

3. 補修箇所を霧吹きなどで湿らせる

土壁の補修をする前にあらかじめ湿らせておくと、新しい壁と馴染みやすくなります。

霧吹きがない場合は軽量カップなどに水を入れて少しずつ水をかけていきましょう。

4. 練った中塗り土を土壁に塗る

いよいよ土壁に中塗り土を入れて補修をしていきます。

大きな穴が開いている場合は中塗り土丸めて塞ぐようにのせていきましょう。

中塗り土を入れる時は必ず手袋をしておきます。

でないと手に土がついてしまったり、肌の弱い方だと手が荒れてしまうんです。

5. 表面を整える

次はコテを使って中塗り土を付けた部分を整えていきます。

6. 乾燥させる

最後は中塗り土が乾燥するまで放置します。

乾く時間はメーカーによって違うので、中塗り土を購入したメーカーか商品に記載されている時間で調べてください。

ちなみに小さな補修の時は木工用ボンドがオススメです。

木工用ボンドと水を1:1の割合で混ぜて壁に塗っていきます。

壁に塗る時は霧吹き容器に入れて噴射すると簡単ですよ。

そのあと乾燥させたらOKです。

土壁の補修費用はいくら掛かる?業者選びは慎重に

補修の仕方は分かったけれど、やっぱり自分で補修するのは不安ですよね。

失敗したら嫌だし、補修しても穴が塞がらなかった場合は買ってきた材料が無駄になってしまいます。

業者に頼むのが一番手っ取り早く解決します。

気になるのが費用ですよね?

業者にもよりますが、補修費用は安くて3万円ほどです。

土壁を補修する際の施工費用と材料費がかかってしまうので、どうしても高くなってしまいます。

さらに業者によっては10万円以上かかってしまう場合もあるんです。

あまりにも高額な場合は土壁からクロスに張り替えるのもアリですね。

クロスに張り替える場合の費用は約10万円からです。

同じ10万円なら土壁ではなく汚れやキズに強いクロスに変更しても良いですよね。

しかも土壁の補修では同じ色を用意するので時間も費用もかかりますが、クロスの場合はデザインが豊富なので自分好みに仕上げられます。

それでも土壁特有の
・調質性
・蓄熱効果
などが好きで、変えたくないという方はいくつか専用業者に見積もりを出してもらうのが良いです。

1つの業者で決めてしまうと予想以上に高くついてしまうこともあります。

塗装業者をいくつか探してあらかじめ見積もりを出してもらうことで、どの業者が安いか見極められますね。

もう一つ、業者にお願いする場合は土壁の施工実績がある業者にしましょう。

最近では土壁を使用している家が少なくなってきています。

施工する機会が減ったぶん、未経験の業者も多いんです。

土壁の塗装実績がない業者が補修作業をすると、すぐに壊れてしまったり施工不良で劣化してしまいます。

だから業者を探す際は土壁の施工実績があって、自分の納得いく料金の業者にお願いするのが良いですね。

まとめ

今回の記事では
・土壁の補修の仕方
・土壁の補修を業者にお願いする場合の値段と注意点
について紹介しました。

土壁は日本ならではの壁ですし、環境にも優しいので長く使いたいですよね。

特に和室の部屋では土壁がある事で和の雰囲気がグンと上がります。

土壁には味があるからこそ補修も大事になってきますよね。

今回の記事を参考に土壁の補修に役立たせていただけると幸いです。

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