天の川銀河は105.700光年もの大きさがあります。
そして中には多くの星が密集している事から、まるで川のように見える「天の川」を見る事ができるんですよ。
たくさんの星が集まっていますが、天の川銀河の中心部はどうなっているのか気になりますよね?
実は中心部には驚きの真実があったんです。
この記事を読むことで天の川銀河の中心部や、恒星の数などさまざまな事が分かります。
天の川銀河の中心部はどうなってる?ビックリするような真実
天の川銀河の中心部には大きなブラックホールがあるという事が分かっています。
ブラックホールは全部で1万個もあって、かなり巨大なんです。
1つ当たりの大きさはさまざまですが、1つあたり半径1㎞だったとしても1万個あればめちゃくちゃ大きいですよね。
しかも毎年七夕で注目されている天の川ですが、実はたくさんある星の他にブラックホールが混ざっています。
「え!?星だけじゃなかったの?」って思っちゃいますよね。
私も「ブラックホール」という物は科学の授業で聞いた事があったんですけど、天の川で見られるのは全部星だと思っていました。
しかもつい最近ではそのブラックホールが2回も光ったんですよ。
多くの科学者が天の川銀河のブラックホールについて研究してきました。
今回のような現象は、ここ20年の間では2回も光ったというのは初めてです。
でもどうして光ったのか原因は今も分かっていません。
原因が分からなくても2回も光るというのはかなりレアな事です。
実際に見たら興奮しますよね!
特に惑星とか星って
「千年に一度」
のような現象がとても多いので、今回のようにブラックホールが2回光るのは生きている間にはもう見られないかもしれないですもんね。
しかし天の川銀河にブラックホールが混ざっているのなら他の星はいくつあるのか気になってきますね。
天の川銀河の恒星の数は?ワクワクするような宇宙の神秘
天の川銀河には約1000億個の恒星があります。
肉眼では小さな塊に見えるかもしれませんが、実際はたくさんの恒星が集まっているんですね。
さらに最新の研究では天の川銀河の中に化石が発見されたんです。
星の中に化石なんてあるの?って思いますよね?
実は今から100億年も前、天の川銀河が生まれた時に他の銀河が衝突した可能性があるんです。
本来なら衝突したらチリになって消えてしまったり、隕石をして落ちてしまいます。
しかし一部分の銀河が化石となって、ずっと残っていました。
手にとってみる事はできませんが、どのような化石なのか見てみたいですよね。
衝突した時のかけらが天の川銀河の中に入ってしまって何億年もそのままだったから化石化したと考えられます。
普段は衝突してしまったらそのままなくなってしまう事が多いです。
しかし発見された化石はなくならずにずっと残っていました。
ずっと残っていた事で化石には「ヘラクレス」という名前が付けられたんです。
ヘラクレスはギリシャ神話の中で登場する神様です。
アニメでも取り上げられている「半分人間で半分は神様」という神様で、英雄とされていますね。
アニメのヘラクレスは赤ちゃんの時に人間の世界に落とされてしまうんです。
しかし神様になるために訓練をして、市民を守る英雄を目指していきます。
そして最終的にはヘラクレスの栄光が称えられて神様の仲間入りをしていましたね。
とても感動的な物語ですし、今回発見された化石のように途中で消えてもおかしくない星がずっと生きていて化石になったのが物語の内容とマッチします。
一生懸命生き残った星が化石になったので、ヘラクレスという名前を付けられたのも納得です。
まとめ
今回の記事では
・天の川銀河の中心部はどうなっているのか
・天の川銀河の恒星の数はいくつなのか
・天の川銀河で発見された化石
について紹介しました。
七夕の日に織姫と彦星が一緒になるための天の川と言われていますが、実物は大きなブラックホールがあり、化石まで存在することが分かりましたね。
さらに化石もブラックホールの光も最近の研究で分かったばかりなので、これから詳しい情報が入ってくる可能性があります。
今後、どのような発見があるのか楽しみですね。